J2清水 MF矢島慎也が古巣・山口撃破に意欲「相手のことは大体知っている」…6月2日アウェーで対戦
J2首位の清水エスパルスは29日、次節のアウェー・山口戦(6月2日、みらスタ)に向け三保で調整した。昨季山口に在籍したMF矢島慎也(30)が古巣をたたいて今季4度目の連勝を演出する。 慣れ親しんだピッチで躍動する。矢島は昨季1年間、山口でプレーし36試合に出場。「(古巣相手に)強い思いで力むタイプではない」としながらも「相手のことは大体知っている」と不敵な笑みを浮かべた。特長を頭に入れながら、的確なパス、ポジショニングでゴールを演出していく構えだ。 前節の水戸戦ではペナルティーエリア外からの直接FKで今季2得点目をマーク。チームではDF山原が担当することが多かったが「FKの調子が良かった」とキッカーを譲ってもらい、6枚の壁を越えて仕留めた。 正確なキックは今後、チームにとって大きな武器になるのは間違いない。「一本一本、命を懸けて蹴っている」と語る“飛び道具”も駆使し、古巣に土を付ける。(武藤 瑞基)
報知新聞社