「4冠」狙う青学大のロッテ・ドラ1西川 骨折から順調回復 明治神宮大会では代打で出場へ
「第55回明治神宮大会」が20日に開幕する。19日は都内の明治神宮会館で開会式が行われ、高校、大学の各チームが参加。今秋はケガの影響でリーグ途中から出場のなかったロッテからドラフト1位指名を受けた青学大・西川史礁(みしょう=4年)は「勝負どころでの1打席に懸けたい」と代打で復帰する考えを明かした。 9月25日の日大戦での死球で右手人さし指を骨折。それ以降の出場はなかったが、17日の桜美林大との練習試合に打者としてのみ出場した。結果は3打数2安打。「バットを振ることに不安はありません」と順調な回復ぶりをアピールする。 青学大としては春秋のリーグ戦と全日本大学選手権を合わせた「4冠」を狙う。史上5校目の偉業へ、頼もしい主砲が戦列に戻る。(村井 樹) <横浜高 プロ注目の阿部主将「頂点を目指したい」>プロ注目の外野手・阿部葉太主将(2年)は「全国で10校しか出場できない大会なので、喜びを感じています」と言葉に力を込める。高校の部では優勝校の地区が「明治神宮大会枠」として来春選抜の出場校が1校増えることもあり「関東を勝ち抜いたからには、隙のない戦いをして頂点を目指したい」と決意を新たにした。