竹田麗央、初の年間女王で歴史的大記録 最優秀選手、賞金ランク1位など5冠達成…メルセデス・ベンツは3台目
日本女子プロゴルフ協会の表彰式が17日、東京都内で開かれ、初の年間女王となった竹田麗央(21)が最優秀選手、賞金ランキング1位など5冠を獲得した。 【写真】年間最優秀選手賞などを受賞した竹田麗央 今季が初優勝の竹田は表彰式は初。「年間女王になれると思っていなかったので、華やかな舞台でお祝いしていただいて、すごくうれしかった」と喜んだ。 ドレス姿が多い中で、仲のいい小祝さくら(26)とともに、あでやかな振り袖姿。「8月ぐらいに決めました。ピンクが好きなので、帯留めはピンクにしました」と主役は晴れ舞台に立った。 獲得賞金額は歴代1位の約2億6573万円。最優秀選手賞の賞金は500万円、副賞のメルセデス・ベンツGLEクラス400の価格は約1100万円。今季は8勝のうち6勝の副賞が車(約約2500万円)で、今回も入れてメルセデス・ベンツは3台目になる。 これまでの記録は稲見萌寧の約2億5519万だが、これはコロナ禍で2年にまたがった2020―21年の記録。副賞なども入れると収入は3億円を軽く超える。 竹田は「あまり物欲がないので貯金します。来年からアメリカツアーに行くので経費に使えれば」と話した。ゴルフ史に残る大記録を達成した1年となった。 (塚沢健太郎)