黒海沿岸の城にミサイル直撃 ロシア軍の攻撃で4人が死亡
オデーサ、ウクライナ、4月30日 (AP) ― ウクライナ南部の港湾都オデーサの海べりに建つ尖塔のあるゴシック様式の城が4月29日、ロシア軍のミサイル攻撃を受けて炎上、少なくとも4人が死亡した。 現地時間の6時半ごろ、空襲を知らせる警報が鳴り響いたが、シェルターを探す間もなくミサイルが着弾する爆発音がした。 尖塔があるゴシック様式から、地元で「ハリー・ポッター城」と呼ばれている建物が直撃を受けて炎上。 この攻撃で死亡した1人は、被弾した建物と周辺の施設を所有する地元の法律学校の副学長で、建物の中にいた法律学校の名誉会長で元国会議員が負傷した。 爆撃当時、城が建つ海岸と周辺の遊歩道や公園には、スポーツに興じる市民や、犬を散歩させる住民など大勢の人がおり、爆撃された城は夜になっても炎上していた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)