デミノーがトップシードとして出場した初のツアー大会でタイトルを獲得、グラスコートで3年ぶり2度目の優勝 [ATPスヘルトーヘンボス/テニス]
デミノーがトップシードとして出場した初のツアー大会でタイトルを獲得、グラスコートで3年ぶり2度目の優勝 [ATPスヘルトーヘンボス/テニス]
ATPツアー公式戦「リベマ・オープン」(ATP250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月10~16日/賞金総額76万7455ユーロ/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が第7シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-2 6-4で下して今季2勝目を挙げた。 ~リベマ・オープンで今季2勝目を挙げたデミノー選手~ 25歳のデミノーがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは2連覇を達成した3月のアカプルコ以来でキャリア9度目(準優勝8回)となり、グラスコートでは2021年6月のイーストボーン以来となる2度目の優勝を飾った。 2-2から6ゲームを連取したデミノーは第2セット2-0から2-2に追いつかれたあと5-3からブレークバックを許したが、続くレシーブゲームで迎えた4度目のチャンピオンシップポイントをものにして1時間34分で勝利を決めた。 「素晴らしい試合だった。難しいコンディションだったし、セビ(コルダ)は凄い選手だからね。来週のクイーンズ(ロンドン大会)で彼とダブルスのペアを組んでプレーするのが楽しみだ。今週の出来には凄く満足している。幸せな日々だった」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。 トップシードとして出場した初のツアー大会でタイトルを獲得したデミノーは、大会後に更新される世界ランクで自己最高の7位に浮上することが決まった。 「これは僕にとって新たな自己最高記録だから、(記録更新は)常に素晴らしい小さなボーナスだ。グラスコート1週目がこれ以上ないほどうまくいったから、来週のクイーンズとグラスコートシーズン全体を楽しみにしている。ここオランダで勝つことができてうれしいよ」
テニスマガジン編集部
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