ウォーレン・バフェットも実践。自分の潜在能力をフルに引き出すために直したい「思考のクセ」3つ
時々私は、ウォーレン・バフェット氏の格言を聞いて、畏敬の念を抱くときがあります。 そうした発言は、誰も考えつかないような驚くような内容かと言えばそうではないのですが、それでなくても「なるほど」とうなずかざるを得ないのです。 そんなバフェット氏ですが、今もその言葉の端々に、自身を成功の魔術師に変えたシンプルな真実が散りばめられています。 「バフェット氏のような大金持ちのアドバイスなんて、どうせ自分には役に立たないよ」と思う気持ちもわかります。ですが、現実的に考えてみてください。バフェット氏でうまくいったことは、あなたでもうまくいくかもしれません。 そうかもしれないと思った人のために、あなたのエンジンに燃料を与えてくれるような、バフェット氏の古典的な名言を1つご紹介しましょう。
自分にとって悪い習慣をやめる
ほとんどの人は、自分の潜在能力をフルに引き出せなくしている何かがある、ということを感じています。 バフェット氏は、「最悪の自分を克服する」ということに関して、遠回しな言い方はしていません。同氏はこう言っています。 こうした自滅的な行動パターンを持っている人たちを見かけることがあります。そういう人たちは、本当にそれにとらわれ、そこから抜け出せずにいます。 解決策は、いたってシンプルです。 バフェット氏はかつて、フロリダ大学の卒業式で、卒業生たちに向けてこんなアドバイスをしました。それは、手遅れになる前に良い習慣を身につけて実践することです。 ほとんどの行動は習慣になります。なので、悪い習慣をやめるなら、私の年齢よりも、あなたたちの年齢のほうがずっと簡単です。 習慣という鎖はあまりにも軽いため、最初はそれに気づきません。ですが、いつの間にか重くなっていて、もはや断ち切れなくなってしまうのです。 そうバフェット氏は語りました。 あなたにとって悪い習慣は何でしょうか? この機会に、ぜひそれと向き合ってみてください。 以下では、私が考えるところの、悪い習慣に対してすぐに対処できる3つの考え方を取り上げていきます。 特に最初の1つは、自分にそんな悪い癖があることにさえ気づいていない人もいるかもしれません。