ロングセラー手土産。盛岡『光原社』の「くるみクッキー」が愛される理由
岩手・盛岡といえば、欠かせない民藝店『光原社』。大人気の「くるみクッキー」を今回初めて買うことができました!20年以上、愛され続ける理由に迫ります。 【画像一覧を見る】
おいしさも、パッケージの素敵さも抜群
盛岡市材木町にある『光原社』。宮沢賢治が「注文の多い料理店」を発行した場所として知られています。岩手をはじめ、日本各地の手仕事の品を取り揃える民藝店として、多くのファンに愛されるお店です。 そんな『光原社』本店の目の前に、南部鉄器や岩手の物産品などを販売している別館・モーリオがあります。そんなモーリオで大人気なのが、オリジナルの「くるみクッキー」。 パッケージは、岩手県紫波町の染色工芸家・小田中耕一さんがデザインされたもの。小田中さんは、日本を代表する染色工芸家・芹沢銈介さんのもとで学んだ経験がある方だそう。レトロでかわいい!と思ったら、やっぱり、20年以上変わらないそうです。 くるみクッキーはクッキー生地に、バター風味のくるみがサンドされています。製造を手がけているのは、地元のパン屋さん『横澤パン』。 バターたっぷりのくるみは、噛むほどにほろ苦さが広がります。クッキーの生地もほどよい甘さで、抜群の相性。1つはやや大きめなのですが、コーヒーや紅茶をお供にし、ぺろりと平らげてしまいました。 「くるみクッキー」は、現在は店頭販売のみ。午前中に売り切れてしまうそうなので、なるべく早めの時間帯に行くのがおすすめです。
中庭や喫茶など見応え抜群の『光原社』
『光原社』は久しぶりに伺いましたが、変わらぬ中庭の美しさに感動。緑色の実をつけた、りんごの樹も素晴らしいです。 今回は時間が合わなくて行けませんでしたが、敷地内にある喫茶『可否館』も大好きな場所です。ここでも、「くるみクッキー」がいただけますよ。 何度訪れても素敵なお店だなと思います。丁寧にセレクトされたアイテムたちをじっくり眺めながら、心地よい時間を過ごしました。(ライターA) 光原社 住:岩手県盛岡市材木町2-18 電:019-622-2894 ※こちらの記事はクウネルのInstagramより転載・加筆してご紹介しています。
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