62歳のアカデミー賞女優、不妊が離婚の原因に「子どもを授からなったことは人生で最大の悲しみだった」自身の苦悩を告白
現在、アメリカで大ヒット中の映画「ウィキッド」に出演中のミシェル・ヨー。昨年は、主演映画が大ヒットとなりアジア人女性として初めてアカデミー賞を受賞するなど、俳優として多くのことを成し遂げてきた。しかし、62歳の彼女は子どもを授かることができなかったことで「失敗者」のように感じていたと、最新のインタビューで明かした。 【写真】不妊に悩み離婚を決意…ミシェル・ヨーがSNSに投稿した6人の子どもの名付け子たちとの幸せそうな瞬間 11月18日に放送されたBBCラジオ4の番組「 Woman’s Hour」で、ミシェルはずっと家族を持ちたいと願っていたこと、そして不妊治療にも取り組んだことを語った。しかし、治療は思うように進まず、その影響は最初の結婚生活に及んだという。 ※この記事はアメリカ版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
ミシェル・ヨーに子どもはいる?
ミシェルに実子はいない。彼女は「タイムズ」の取材で「人生で最大の悲しみ」と語った。「赤ちゃんが大好きで、今でもその気持ちは変わりません。本当に頑張ったのに、というのが正直なところです。今でも、時々ふとそのことを思い出してしまいます」と、番組「Woman’s Hour」の中でも語っている。 しかし、彼女は結婚によってステップマザーになった。彼女は「6人の名付け子、たくさんの甥や姪」の名付け親でもあると、「タイムズ」に語った。
不妊が原因で最初の結婚は破綻した
子どもを授かるための苦悩が、実業家ディクソン・プーンとの最初の結婚(1988年~1992年)を終わらせる主な原因になったとミシェルは明かしている。 「毎月、失敗者のように感じる瞬間が最悪でした」と彼女は振り返る。「それから、『なぜ?』と自分に問いかけるんです。 そしてあるとき、私は気づいたんです。『体にはどうしても思い通りに動かないことがある。それが現実』。ただ手放して前に進むしかないのです。そして、自分を責めるのをやめる必要があると悟りました」
彼女は今、たくさんの家族に囲まれている
ミシェルは現在、フランスのモーターレーシング業界の幹部ジャン・トッドと結婚している。2023年に、19年間の婚約を経て結婚した。(トッドは交際開始からわずか1カ月でプロポーズしたとPeople誌が伝えている) ミシェルには実子はいないが、温かい家族に恵まれている。彼女の夫トッドには前妻との間に生まれた息子ニコラスがおり、ニコラスは妻ダリナとの間に2024年にマキシムという息子を迎えている。「私は62歳です。今さら赤ちゃんができることはありませんが、実は孫が生まれたばかりなんです。とてもとても幸せに感じています」とミシェルは言う。「私の人生にも、新しい赤ちゃんが加わったのですから!」 さらに、ミシェルには元夫プーンの娘も含む6人の名付け子がいる。2023年に、ミシェルは彼らとの思い出の写真をSNSに投稿した。「時間が経つのは早いですね。美しい名付け子たちに恵まれて本当に幸せです」というキャプションが添えられている。