【ヤクルト】広島に敗れ3連敗…小川が坂倉に4号ソロ浴びるなど5回途中5失点 山田に悪送球も 長岡の適時打で反撃も追いつけず
■プロ野球 広島 5-1 ヤクルト(26日・マツダスタジアム) ヤクルトは広島に2戦連続で敗れ3連敗となった。試合は先発・小川泰弘(34)が1回に2点を失うも3回表、3番・長岡秀樹(22)の適時打で1点を返し2ー1に。しかし広島打線は4回裏、6番・坂倉将吾(26)に第4号ソロ本塁打が飛び出すなどリードを広げると5回裏には山田哲人(31)の悪送球もあり5ー1とその差は開いた。小川は5回途中5失点(自責4)でマウンドを降りた。 前日の試合では広島の先発・森下暢仁(26)の前にわずか2安打と打線が振るわず、完封負け、2連敗を喫した。この試合の先発・小川は今季7度目の登板。ここまで6試合に登板し2勝2敗、防御率4.11をマークしていた。 打線は1回、広島の先発・九里亜蓮(32)に対し、先頭の西川遥輝(32)が空振り三振、2番・青木宣親(42)が中飛と2死を奪われると3番・長岡は三ゴロに倒れ三者凡退となった。 その裏、小川の立ち上がりは先頭の秋山翔吾(36)に左安打を放たれ出塁を許した。2番・野間峻祥(31)にも左安打が飛び出すと、無死一、三塁とピンチを迎えた。続く3番・上本崇司(33)の打球はレフトへの適時打となり先制点を与えた。さらに4番・小園海斗(24)に左犠飛で2点目を失うと試合の主導権は広島に。 2点を追う打線はこの回の先頭、4番・サンタナ(31)が中安打で出塁。5番・村上宗隆(24)、6番・山田が倒れ2死を奪われるも7番・オスナ(31)が左安打で繋ぎ走者二、三塁と得点のチャンスを迎えた。しかし8番・中村悠平(34)は三直に倒れ得点ならず。 3回表、1死から1番・西川はショートを守る矢野雅哉(25)が悪送球で出塁。1死二塁から2番・青木の一ゴロの間に西川は三塁へ。迎えた3番・長岡の打球はライトへの適時打となり1点を返した。 中盤に入った4回裏、1死から6番・坂倉にライトスタンドへ飛び込むソロ本塁打を放たれ再び2点差となった。 5回裏には1死走者無しから1番・秋山に中二塁打を放たれると2死二塁から3番・上本にレフトへの適時二塁打を浴び4-1に。続く4番・小園の打球をセカンドを守る山田が悪送球し5ー1と突き放された。先発の小川はここでマウンドを降り、2番手・清水昇(27)が登板。清水は2死二塁から5番・堂林翔太(32)から見逃し三振を奪い追加点を与えず。 7回裏は3番手・星知弥(30)、8回裏は4番手・小澤怜史(26)が無失点に抑え打線を援護した。 そのまま4点差で迎えた9回表、広島の2番手・森浦大輔(26)の前に4番・サンタナから始まる打線も無失点に倒れ試合終了。広島に敗れたヤクルトは3連敗となった。