【バレー】男子日本代表 小野寺太志「ポーランド戦は僕らが勝つチャンスもあると思うので、全員で頑張りたい」、山本智大・髙橋藍「レシーブの関係性は課題となったが、ポジティブに捉える」 VNLドイツ戦コメント
6月5日に西日本総合展示場 新館(福岡県北九州市)で行われたバレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子福岡大会、ドイツ戦の選手コメントをお届けする。
小野寺太志選手
ーー今日大活躍でしたが、試合を振り返って。 小野寺:関田(誠大)さんがとてもいいトスをくれたし、みんながいいサーブで崩してくれて、状況を絞りやすくしてくれた。メンバーに助けられたと感じています。 ーー15得点(攻撃10、ブロック4、サーブ1)でしたが、手応えとしてはどうですか? 小野寺:これまでの試合に比べて、大きいミドル相手にも得点できたことは僕自身自信になったし、関田さんとのコンビでもまた自信がついたかなとも思うので、どんな状況でもしっかりと攻撃枚数に加わっていけるようにしていきたいと思っています。 ーーサーブもよかったですね。 小野寺:サーブの感覚はまだよくないので、もっと練習が必要ですが、今日は崩すこともできてよかったかなと思います。 ――始動会見の時、お子さんとテレビ電話をよくされていると聞きましたが、大会に入ってからは? 小野寺:してますよ。試合で忙しいですけど、ちょっとだけでもコミュニケーションをとっています(笑) ――ポーランド戦に向けて。 小野寺:ランク1位の強敵ですし、選手層も厚いので、どのメンバーになるかわかりませんが、僕らが勝つチャンスもたくさんあると思うし、皆さんそれを期待してくれてると思うので、みんなで頑張りたいなと思います。
山本智大選手
個人的にはまだ髙橋藍選手と石川(祐希)選手と練習するのが今日で3日目ぐらいだったので、レセプションの関係性というのはまだ確立されてなかった部分で、間に落ちるボールなどが増えてしまいました。ポジティブに捉えればまだまだ3日目なので、これからまた作り上げて、去年のフィーリングだったり、関係性を築いていければいいかなと思います。 ――この大会はリベロの選考も兼ねてるということですが、大事にしていることは? 山本:もちろん小川(智大)選手も非常にいいプレイヤーですけど、まずはこの自分が持ってるものをしっかりコート内で100パーセント出してプレーすることを意識してやっています。 ――具体的にどういう部分? 山本:ディグもそうですし、レセプションもそうですし、フリーボールの質だったり、精度だったり、 相手のブロックがどうなっているかなどの指示だったりを含めて、全てのプレーで貢献しようと思っています。 ――今日、ドイツのサーブがすごく走ってたと思いますが、苦戦した部分は? 山本:そうですね。ミスせずにコンスタントに人と人との間だったり、 ハードサーブを打ってきたので、ミスがない分ストレスがかかりました。また、ドイツはブロックとディフェンスをよく粘っていたので、本当に今日は負けゲームといってもおかしくなかったかもしれない。そこをなんとかみんなで取り返して勝てたので、本当によかったと思います。 ――勝ち切れた要因は何だと思いますか? 山本:しっかり相手のサーブをエースにならずにキープして、そこから石川(祐希)選手と西田(有志)選手がしっかりハイボールでブロックを飛ばして点数を重ねたことが勝因かなと思います。 ――試合後、大塚(達宣)選手とお話しされてましたけど、どんなことを? 山本:いや、「しんどかったな」っていう…、ほんとに。僕のバレー人生の中でもあまり良くない試合だったので、メンタル的にもしんどかったですし。こういうしんどいところを乗り越えて、成長すると思うので、ポジティブに捉えて次も頑張りたいなと思います。
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