【阪神】指名候補に「桐敷２世」オイシックス目黒宏也 同じ新潟医療福祉大出身の150キロ左腕
阪神がドラフト会議の隠し玉として「桐敷2世」をリストアップしていることが23日、分かった。イースタンリーグに参加するオイシックス目黒宏也投手（22＝新潟医療福祉大）。43ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手になった桐敷や漆原と同じ大学の出身でもある。1年目は球速を150キロまで伸ばし、主に先発で4勝7敗、防御率5・75。まだ粗削りだが、プロ3年目で大ブレークした桐敷と同様に成長を期待する。オイシックスは今季からくふうハヤテとNPB2軍に初参戦。今回が初の対象ドラフトになり、その意味でも注目される。 阪神は、過去2年は指名しなかった捕手の指名も検討している。最上位の評価は日本生命の石伊雄太（24＝近大工学部）。投打にハイレベルな即戦力だ。高校生では今春センバツ優勝に導いた健大高崎（群馬）・箱山遥人捕手（3年）の将来性、リーダーシップを買っている。2人とも他球団の評価が高く、上位での指名があるかもしれない。 宗山以外の遊撃手では九産大・浦田俊輔（4年＝海星）がトップ級だが、阪神の2位指名は10番目と遅く、他球団の動向を見守る。法大・中津大和（4年＝小松大谷）の評価も高い。
