「順位が下だったら、何も言われない」なぜ町田は誹謗中傷を受けるのか。元日本代表MFが私見「いきなり資金力のあるところが…」
「Jリーグの結果よりも町田が一番の話題になっている」
初のJ1リーグを戦っているFC町田ゼルビアは先日、SNSでのクラブへの誹謗中傷に対して刑事告訴をすると発表した。 【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! 10月20日にフジテレビ系列で放送された『ワイドナショー』では、この町田への誹謗中傷問題を取り上げ、「高校サッカーでは見かけるものの、プロではあまり見ることがないロングスローの多用やPKの際にボールに水をかけるなど、ルールに違反はしていないものの、勝つ可能性を上げる行為に批判が相次ぎ、投稿の一部が過激化していると見られる」と紹介した。 同番組に出演した元日本代表MFの前園真聖氏は、「Jリーグの結果よりも町田のことが一番の話題になっている」とコメント。こうした批判が上がる背景を、こう語っている。 「順位が下だったら、たぶん何も言われないんですよ。J2から上がって、J1でやっぱりだめで、最下位争いをしてたら、おそらく何も言われない」 また、町田が昇格組ながら優勝争いができている理由について、資金力を活かして黒田剛監督のサッカーに合う選手を補強していると説明。他の出演者から「一気にお金が動いている感じをファンは知っているから、余計に言いたがるんですね?」と質問されると、こう回答している。 「いきなり母体のある、資金力のあるところが来てってなると、そこも含めてだと思います」 シーズン序盤から首位を走ってきた町田はここにきて失速するも、残り4試合で首位サンフレッチェ広島と5ポイント差の3位につけている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「メリットはあるんですか?」物議を醸す町田FWの“ボールに水かけ”。率直な質問に元日本代表MFが意見「僕もわからない」「誹謗中傷が…」
- 「他のチームもやっている」前園真聖が町田の“ロングスロー批判”に見解「すごく注目されたり、批判されたり…」
- 「藤田さんが動いたのは素晴らしい」町田の誹謗中傷に対する刑事告訴に人気芸人が私見。自身も情報開示請求を経験「いつまでこの論争をしてるんだ」
- 「明らかに非紳士的行為で見ていて不愉快」川淵三郎のPK時の水かけに関する投稿に町田OB鄭大世が反応「典型的な『出る杭打ち』」
- 「一番のヘボ」「トラップできない、どうやって脅威になるんだよ」闘莉王が森保ジャパン対豪州戦の出場選手を辛辣批判「よう日本でやってるよ」