SF第5戦もてぎの山下健太ポールポジション獲得の裏で起きていた“プチ事件”。村田エンジニアの商売道具は無事発見
8月24日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式予選が行われたが、ポールポジションを山下健太(KONDO RACING)が獲得した。山下自身7年ぶりのポール獲得で、「今まででいちばん嬉しい」というほどの喜びだったが、山下を支える村田卓児エンジニアが、ピットで喜びのあまり大事な商売道具を紛失してしまう事件が起きた。 【もてぎを走る山下健太】 スーパーフォーミュラ参戦初年度に獲得して以来、7年ぶりのポールポジションを獲得した山下。その走りを今季支えてきたのが、スーパーGTやスーパーフォーミュラで数多くのタイトルを獲得していた村田エンジニアだ。 山下自身「満足しすぎて、明日(の決勝)はなんでもいいです」と言うほどの喜びとなった今回のポールポジション獲得だが、もちろんピットでも大きな喜びに包まれた。村田エンジニアも大喜びだったが、ふと手元のiPadにつけていたApple Pencilがないことに気がついた。 近年、エンジニアたちの間でもセッティングシートなどiPadを使用するエンジニアが多い。KONDO RACINGのチーム内無線には村田エンジニアから「Apple Pencil知らない?」という連絡が飛んだ。メモを取るのに欠かせないアイテムであると同時に、まあまあの値段がする。 その後の捜索の結果、村田エンジニアのApple Pencilは「サインガードの下から出てきた」とのこと。ふだんiPadにくっつけてあったものだが、大喜びの間に落ちてしまったよう。まずは明日の決勝に向け、無事に不安要素がひとつ解消された。 [オートスポーツweb 2024年08月24日]