安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送(全文4完)アビガンの今月中承認目指す
エッセンシャルワーカーに守られている
山中:私たち、日本は素晴らしい国で、普段好きなところに行ける、好きなことができるという自由を満喫しています。でも、これ、実は自分の力だけでしているのではなくて、社会に守られてしているということを、こういう時代になるともう痛感しています。社会といいますか、社会を支えている人たち、医療従事者であったり、いわゆるエッセンシャルワーカーのレジを打たれる方とか、バスの運転手さんとか、いろんな方、今も感染のリスクに耐えながら一生懸命働いておられる方々に守られて私たちは普段、自由を満喫しています。 今は逆に、私たちがそういった方、エッセンシャルワーカー、医療従事者、そして社会を守る、恩返しするときですので、もう本当、みんな大変なんですが、ぜひ心を1つにして頑張っていきたいと、これからも思っています。安倍首相にぜひ今後も、もうこの難局を乗り越えるリーダーシップを、もう本当に大変だと思うんですけれども、お願いしたいと思っています。2月末にまだ感染者がそこまで増えていないときに、一斉の休校であったりイベント自粛を要請されました。ああいう先手の対策、もうきっと反対した方もおられると思うんですが、ああいう強いリーダーシップがもう本当に今、必要ですので、今後もぜひ強いリーダーシップを続けていただきたいと思っております。 馬場:ありがとうございます。安倍総理。
事業や雇用を守っていくことはわれわれ政治の責任
安部:日本は欧米のように強い強制力や罰則を持って人の動きや社会や経済の動きを止めるというロックダウンのようなことは日本はやっていません。あくまでも要請をさせていただく中において、国民の皆さまのご協力の下でここまで成果を出すことができました。本当に感謝申し上げたいと思います。例えば夜の街、クラスターということがいわれたんですが、そこも本当に1割以下、営業の状況はそこまで下がっていますし、例えば東京の各駅の改札口を見てみても、8割から9割減少している。そういう中において、なんとかここまで来ることができました。 さらなる延長ということで、本当に皆さまにご迷惑をお掛けする、辛抱をしなければいけないという状況になっていることは申し訳ない思いでありますが、また国民の皆さまのご協力をいただきながら必ず収束をさせていただきたいと思いますし、同時にその間、しっかりと事業や雇用を守っていくことはわれわれ政治の責任であります。 最初に申し上げました10万円の給付、あるいは小規模事業者、中小企業の皆さまに100万円、200万円の給付を行います。早ければあさってには、早い方で現金をお届けすることができます。これは、よく海外に比較されるんですが、例えばドイツも給付を行っています、企業に対してですね。ただ、ドイツの場合は10人以下の小さな企業にしか行いません。最大で180万円ですから日本のほうが多い、より広い範囲でやっています。 まだまだそれでは不十分だという、もちろん声もございますが、これがさらに長引いていくようであれば、そのときの状況を見ながら思い切った対策を講じていきたい。必ずこの雇用、事業の継続を守り抜いていくということはお約束したいと思います。今後とも国民の皆さまのご協力をいただきながら、みんなでこの困難を乗り越えていきたいと思います。 馬場:安倍総理、山中先生、お忙しい中、本日はありがとうございました。そしてユーザーの皆さまの最後までご覧いただきありがとうございました。皆さん頑張ってきて、ご自分でも気付かないうちに経済的な支援はもちろんですけれども、体が悲鳴を上げていたり、もしかしたら心も悲鳴を上げてくるタイミングではないかと思います。どうか皆さま、本当に苦しいときには1人で抱え込まずにお過ごしいただければと思います。本日はどうもありがとうございました。 安部:ありがとうございました。 山中:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送