三谷幸喜×西島秀俊×松坂桃李 『ハリー・ポッター』、ベイブレード、渓流釣りトークで盛り上がり!
映画『スオミの話をしよう』の脚本と監督を務める三谷幸喜さん、本作に出演する西島秀俊さん、松坂桃李さんにインタビュー。 【写真36枚】三谷幸喜×西島秀俊×松坂桃李 撮り下ろしカット、映画『スオミの話をしよう』シーン写真を見る 本作は三谷さんの5年ぶり、9作目となる映画最新作で、長澤まさみさんが主演を務めるミステリー・コメディです。 めざましmediaでは三谷監督と、主人公・スオミ(長澤)の4番目の夫・草野圭吾を演じる西島さん、2番目の夫でYouTuberの十勝左衛門(とかちざえもん)を演じる松坂さんに、3人が最近ハマっている趣味などを聞きました。
松坂桃李「見てください!」『ハリー・ポッター』について熱弁
――タイトルにちなみ「◯◯の話をしよう」ということで、ほかの2人にぜひ勧めたいこと、魅力を伝えたいものがあればお話しください。 松坂:僕、最近、映画『ハリー・ポッター』シリーズを全部見まして。 三谷・西島:おぉ。 松坂:全8本あるなか、僕は1と2しか見たことがなかったんですけど、配信でたまたま見たらハマっちゃって。あれ、面白いですね! 西島:僕、見てないんですよ。 三谷:僕も1しか見てないな。どういう面白さ? 松坂:シリーズ1本目にスネイプ先生っていう、ちょっと悪役っぽいキャラクターが登場するんですけど、ちゃんと伏線が張られていて、最後に…。 西島:それ、聞いちゃっていいんですか? 三谷:たぶん僕、最後まで見ないから大丈夫。 松坂:いやいや、見てください!最後を知ってから見ても面白いので!その伏線回収が見事だったんですよ。 三谷:確かに、たとえば『スター・ウォーズ』とかは行き当たりばったりで、どんどん長くなってるから、よく分からないところもあるけど、『ハリー・ポッター』はちゃんと原作があるから辻褄が合うんでしょうね。 松坂:シリーズ1を撮ってるとき、原作のJ・K・ローリングさんは、まだ物語を全部は書いていなかったそうなんです。でも、スネイプ先生役のアラン・リックマンさんだけには、その先の物語の一部を教えていたとか。監督も知らなかったらしいです。 だから、リックマンさんは撮影でちょっと不思議な表情をして、監督から「今のは何だったの?」と聞かれても、「最後まで見たらわかるよ」とだけしか言わなかったそう。最後まで見ると、その意味が本当に分かるんです!これはすごいなと思いました。 ――『ハリー・ポッター』を最後まで見たくなりますね。 西島:なりますね。 三谷:僕はまだちょっとならない。 松坂:少し足りなかった(笑)。