【有馬記念】プログノーシス・三浦皇成騎手「最後までいい反応」「馬のリズムを重視したレースを」
有馬記念の『トレセン特選マイク』はプログノーシスとの初コンビで挑む三浦皇成騎手(35)=美・鹿戸。2週連続で追い切りに騎乗して好感触をつかんでおり、自身7度目となる有馬記念に向けて、意気込みを語った。 ──2週連続で追い切りに騎乗した 「先週同様、感触を確かめる形で乗りました。先週も良かったですが、今週はさらにトモ(後肢)の踏み込みが良くなっていて、リズムよく直線に向くことができました。最後までいい反応でした」 ──特徴はつかめた 「追い切りではすごく乗りやすいなというイメージは持ちましたが、競馬を見ているときとのギャップがかなりあると思うので、慎重にならなければいけないなと思います」 ──舞台は中山芝2500メートル 「(プログノーシスは)中山は初めてですが、海外遠征などでしっかり実績を残している馬ですから、コース替わりは心配していません。それよりもゲートなどに課題がある馬なので、その点をしっかりエスコートしてあげたいです」 ──有馬記念騎乗は7度目。このレースに対する思いは 「お客さんもすごく入りますし、盛り上がる1年を締めくくるレースですので、そういう意味では騎手としてそこに乗れるというのはありがたいです。チャンスをいただいて、感謝しかないです」 ──今開催の中山の馬場状態の印象は 「毎週、状態が変わるので、かなり難しいです。芝が掘れやすいのに、先週は前が止まりませんでした。これだけのレベルの馬がそろうので、馬のリズムを重視したレースをしたいと思っています」 ★力強く脚伸ばしラスト11秒1 プログノーシスは三浦騎手が騎乗し、栗東CWコースで単走。力強く脚を伸ばして6ハロン86秒1-11秒1を計時した。中内田調教師は「先週、しっかり時計を出したので、速い時計を求めず、感触を確かめてもらいました。状態は良くなっていると思います」と語る。中山芝2500メートルについて「小回りの札幌で勝っているし、楽しみなチャレンジ」と前向きだ。