鹿児島県 関東大和会が総会・懇親会 城南海さん熱唱
【東京】関東大和会(池田幸一郎会長、福永利信幹事長)は10月20日、「第96回関東大和会総会・懇親会」を千代田区の主婦会館で開催した。来賓、会員合わせ150人以上で大いににぎわった。参加者たちは、島口を笑顔で交わしながら交流を堪能していた。 福永幹事長の司会で開幕宣言、全員での郷土遥拝に続いて、池田会長が笑顔で壇上へ。「今回は過去最多の151人が出席となった。城南海さんの歌謡ショーもあるので、存分に楽しんでほしい」と出席者への感謝を伝え、あいさつした。会務報告、監査報告などが順調に終了。 役員改選が報告され、新会長には川畑悦郎さん、新幹事長には宮義経さんが就任することが拍手で承認された。来賓を代表して伊集院幼村長が登壇。「人口減少幅を減らすことが課題で、順調に推移している」と取り組みを説明し「温泉施設を観光の拠点になるようにしたい」と語った。ほか、東京奄美会・宮地正治会長、奥林剛・関西大和会会長がそれぞれユーモアを交え祝いの言葉を寄せた。
懇親会は、宮さん、岩淵輝美さんの司会で開会。大和村産のスモモが使われた「スモモ酒」で川畑さんの乾杯の音頭で歓談に。グレイ美術代表取締役・浜崎哲義さんが「こんな素晴らしい所がある。撮影の誘致をしたい」とのきっかけで探し当てたという、温泉施設「ハナハナ温泉秘話」のエピソードなどを紹介した。
余興では小幡美紀さん、池田麗奈さんがシマ唄を披露。踊りや大和村アピールなどに続いて祖父が大和村出身の城南海さんが、拍手と歓声に迎えられて登場。「祖父が大和浜出身の城南海です」と飛び切りの笑顔を見せると、デビュー曲「アイツムギ」やアルバム「爛漫」からの曲紹介や三味線でシマ唄も熱唱した。城さんの放つオーラで奄美一色になった会場は、久永さとみさんの「スラヨイ黒糖」などで最高潮に。
仕上げは「名音八月踊り保存会」による八月踊り。國副平剛会長らが、伝統に沿って踊りを披露すると、大きな拍手が送られた。じゃんけん大会もあった総会は、大盛況に。元善二顧問による閉会のあいさつでお開きとなった。