「視点」こそが人生を変える”道しるべ”…「リピーターを作るために」起業家が持つべき「ミクロ」と「マクロ」の考え方
自分の人生の舵取りを人に任せるな
船はあなたの事業、ビジネスです。会社員という人生を選ばなかった、あるいは会社員であっても普通の出世コースではなく社内起業に取り組んでいる人は、自分だけの羅針盤を持っています。そして、自分という船のオールを自分で漕いでいきます。誰もあなたの船は漕いでくれません。自分の人生は自分で決める、自分で進めるのです。 起業家精神、Entrepreneurshipは、そのまま「自身の人生、キャリアを自分でコントロールする」こと、Ownershipにつながります。会社に入って与えられた仕事をしていれば給料がもらえる人生を選ばなかった人には、いえ、たとえその人生を選びたくても、これからの時代、終身雇用制はなく、転職が当たり前になる時代、誰でも起業家精神が必要になるでしょう。 そして、自分の人生とキャリアを他者に委ねず、自分で動かすということは、「自分の幸せ」を自分でつかむということです。自分にとっての幸せとは何か、追究する必要があります。それがわかったら、その幸せを得るために、自分の行動を律する必要があります。 “Happiness is a choice.” それを自分でやるのです。起業家は自分自身の羅針盤を持っています。ならば、自分で切り開くのです。幸せは他人から与えられるものではない、自らのなかから生まれるもの、そして自らの選択によって掴み取るものなのです。
山川 恭弘