ゲリット・コールが4年総額約216億円でヤンキース残留に合意 米報道
前日にヤンキースとの契約をオプトアウト(契約破棄)したエース右腕ゲリット・コール(34)が、当初の契約と同じ28年まで4年総額1億4400万ドル(約216億円)で残留することに合意したと4日(日本時間5日)、MLB公式サイトなど複数のメディアが伝えた。契約延長の交渉は継続して行うという。 【写真】マー君がヤンキース・コールと「ダブルデート」 コールはアストロズからFAとなった19年オフに、当時では投手史上最高額の9年総額3億2400万ドル(約486億円)でヤンキースと契約。今季終了後にオプトアウトできる権利が発生し、コールがオプトアウトした場合、球団は10年目の29年に年俸3600万ドル(約54億万円)で1年間契約を延長すれば今回のオプトアウトを阻止できる権利を持っていた。 コールは昨季33試合で15勝4敗、防御率2・63を記録しサイ・ヤング賞を初受賞。今季は右肘の故障で6月まで登板できなかったが、17試合で8勝5敗、防御率3・41をマーク。ポストシーズンでは5試合に登板して1勝0敗、防御率2・17だった。