【ニューイヤー駅伝】旭化成、5年ぶり王座奪還、史上最多26度目 最終7区で井川龍人が12秒差あったホンダを逆転 トヨタ自動車は連覇ならず
◇1日 第69回全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝、群馬県庁を発着点とする7区間計100・0キロ) 全37チームで争われ、旭化成が最終7区(15・6キロ)で先頭・ホンダを逆転し、4時間47分32秒で5年ぶり優勝を飾った。史上最多の優勝回数を「26」に更新した。 旭化成は、ホンダから12秒遅れの2位でアンカー井川龍人にタスキが渡った。5キロ手前でホンダ・中山に追いつくと並走。その後の壮絶なつばぜり合いを制し、先頭を奪った。 1区(12・3キロ)の長嶋幸宝(そなた)が34分29秒で区間賞を獲得する上々の滑り出し。アンカーにタスキが渡るまで外国人の出走できる4区(7・6キロ)を除いて、5選手が区間1桁順位で走るなど、安定した走りで上位争いを展開していた。アンカー井川で先頭を奪い、連覇を狙ったトヨタ自動車などに先行した。
中日スポーツ