桜庭大世「お父さんのファンをぼくのファンに」 記者会見に乱入してきたRIZINファイターから次戦要求
父親からは80点と評価
格闘技イベント「RIZIN DECADE」(31日・さいたまスーパーアリーナ/ABEMA PPVで全試合生中継)第2部・第4試合、ライト級(71キロ)5分×3R 【動画】「ルール守れ」と観客ブーイング 「RIZIN.49」K-1の“反則王”がレフェリーを殴る実際の瞬間 第4試合では“Mr.PRIDE”桜庭和志の息子・桜庭大世(26)が矢地祐介(34)にKO勝ち。MMA初勝利を飾った桜庭は「おじさんファンたちがいい具合に喜んでくれる。お父さんのファンを僕のファンにさせたい」と父親のファンにメッセージを送った。会見場にはRIZIN出場経験のあるファイターも乱入した。 桜庭二世が鮮烈デビューだ。26秒で勝利した試合後の会見にのぞむと「気持ちよかったです。みんなの目に留まる時間は長かったんで、もうちょっと長くやりたいなと思いました」と冷静に振り返った。 「(スーパーアリーナ)は思ったより小さかった。僕たちなんて何十人集まってやっとこれだけの人数ですけど、ロックスターは1人で何万人も集めるっていうのを考えたら、まだちっちゃいかなと」と大みそかのリングにもそこまで感慨はないようだった。 父親からは試合後に「80点って言われた。秒殺はあんまりよくないって言われて、でも盛り上がってたからしょうがないから80点みたいな感じで言われました」と言葉をかけられたことを明かした。 会見には記者に紛れてRIZIN経験のあるファイターが乱入。サングラスを取った素顔はブラックパンサー・ベイノアだった。「ぜひ人生最高の試合をしましょう」と次戦を要求されたが「大人の事情があると思うので」と桜庭は苦笑しながら対処していた。 カード発表会見や試合直前のインタビューでは「大きな舞台に立てるのは親の名前でしかない」とどこか人ごとのように語っていた桜庭。しかし、「僕も人を呼べるようなスターになろうかなと思いました」と語る姿はファイターの顔つきになっていた。
ENCOUNT編集部