【テニス】錦織圭が5大会連続、大坂なおみが2大会連続五輪へ!ITFから出場圏内と通達
日本テニス協会は13日、男子シングルスの錦織圭(34=ユニクロ)、女子シングルスの大坂なおみ(26=フリー)が今夏のパリオリンピック(五輪)の出場権を獲得したと発表した。ITF(国際テニス連盟)から出場圏内に入っていると通達があった。出場となれば、錦織は5大会連続、大坂は2大会連続となる。 シングルスの出場枠は男女各64人で、出場権は世界ランキングなどを基に付与される。10日付の世界ランキングでは錦織が286位、大阪が125位となっているが、ともにケガや出産などによる長期離脱に対する救済措置が適用されるため、公傷制度によるランキングで錦織が48位、大坂が46位に入った。今後は日本協会から日本オリンピック委員会(JOC)に必要書類を提出の上、JOC内で決裁後に正式な代表入りとなる。 錦織は今月上旬まで行われた全仏オープン(OP)で、4大大会では3年ぶりとなる勝利を収めた。23年7月に第1子を出産した大坂は、今年1月のオーストラリア・ブリスベン国際で復帰。全仏OPでは、4大大会を通じて2年4カ月ぶりの白星を挙げた。