ロッテ・美馬学、減額制限を大幅に超える1億円減の推定年俸4000万円でサイン「正直クビかなと思っていた」
ロッテ・美馬学投手(38)が2日、ZOZOマリンスタジアムでの契約更改交渉に臨み、野球協約の減額制限(年俸1億円以下は25%、年俸1億円超えは40%)を大幅に超える1億円減の推定年俸4000万円でサインした。 【写真】「サイン、書きに来たで~」笑顔で歩み寄りファンと交流するロッテ・吉井理人監督 「正直クビかなと思っていました。本当にチャンスをもらえたので、来年はしっかりとやりつくしたいと思います」 ロッテに加入して5年目の今季は3試合の登板で0勝2敗、防御率7・43。8月に右膝のじん帯を痛めるなどけがに苦しむ1年となり、東京ガスから楽天にドラフト2位で入団した2011年から初めて1軍未勝利に終わった。 8月のけがは長引いて「10月まで投げられなかった」という。それでも現在はブルペン投球も再開し、状態は万全。12月、1月のオフに向けて「本当にいいトレーニングというのに出会えたと思っている。やっぱり体は変わってきているので、いい状態でいけるようにしていきたい。結局は野球が大好きなんですよね」と意欲を燃やした。