【本当にうまい即席麺】マニアが薦める「一度は食べてほしい」極上のご当地インスタントラーメン3選
3. 山形県「昭和の中華そば」(昭和製麺)
昭和製麺 「昭和の中華そば」 ¥358(税抜) みちのくは山形天童は昼夜の寒暖差があるため昔から蕎麦の栽培が盛んです。この蕎麦の伝承技術を受け継ぐのが、そのルーツを江戸時代にもつ昭和製麺。長年培った蕎麦の製法をラーメンに落とし込み、懐かしい味わいを伝えてくれる一杯です。 まだラーメンが贅沢品だった昭和30年代の“あの懐かしい中華そば”をそのまま今に伝える「タイムマシン」的一杯。魚介系醤油スープの口当たり良いシンプルな味わいはどこか懐かしさを感じられること間違いなし。 噛むごとに甘味と旨みを楽しめる、乾麺だからこそできる独特の風味とコシのあるストレート麺。やはり山形の蕎麦文化で育まれた技術と伝統がまさに今に生きていることを実感できる麺。 山形には「鳥中華」「辛味噌ラーメン」「冷やしラーメン」などラーメン大国ならではのバリエーションがすごい県です。さすがは麺文化が発達しているだけに365日飽きずに食せるのが羨ましいです。
いかがでしたでしょうか。日本全国には地元で愛されている袋麺がまだまだたくさんあります。みなさんもぜひ地元のスーパーや道の駅などを覗いてみてはいかがでしょうか。きっとあなたの「一杯」が見つかるかもしれません。 文/食文化研究家・大和イチロウ インスタントラーメン専門店・やかん亭代表。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。
MonoMaxWeb編集部