「洗濯乾燥機」の電気代、ドラム式と縦型だったらどっちが安い?
洗濯乾燥機の電気代を種類ごとに比較してみた
縦型ヒーター式、ドラム型ヒーター式、ドラム型ヒートポンプ式のそれぞれの電気代を比較してみましょう。 1回あたりの電気代は、次の式で求めます。 「消費電力量(Wh)」÷1000×「電気料金単価(円/kWh)」=1回あたりの電気代 電気料金単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」の31円/kWh(税込)を用いて計算します(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会)。 縦型ヒーター式洗濯乾燥機 ここでは、日立の「洗濯乾燥機ビートウォッシュ BW-DX100K」(洗濯・脱水容量10kg、乾燥容量5.5kg)を例とします。 消費電力量は、洗濯~乾燥(標準コース)で2030Whです。 ・2030Wh÷1000×31円/kWh=62.93 1回あたりの電気代は、約63円となりました。 ドラム型ヒーター式 パナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VG2900L」(洗濯・脱水容量10kg、乾燥容量5kg)を例とします。 消費電力量は、洗濯乾燥時(標準乾燥モード)で1980Whです。 ・1980Wh÷1000×31円/kWh=61.38 1回あたりの電気代は、約62円となりました。 ドラム型ヒートポンプ式洗濯乾燥機 ここでは、パナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129DL-W」(洗濯・脱水容量12kg、乾燥容量6kg)を例とします。 消費電力量は、洗濯乾燥時(標準乾燥モード)で890Whです。 ・890Wh÷1000×31円/kWh=27.59 1回あたりの電気代は、約28円となりました。 電気代が少ない順は、「ドラム型ヒートポンプ式」「ドラム型ヒーター式」「縦型ヒーター式」となりました。ヒーター式はヒートポンプ式よりも電力を消費するので、省エネの観点では「ドラム型ヒートポンプ式」の洗濯乾燥機が最もおすすめできます。