【聖戦士ダンバイン】主人公ショウ・ザマのバイク「アスペンケード」とは? その車種選択には意味があった!
ショウのバイクはアスペンケードとインターステートが融合している?
ただ、バイクファン的にはちょっと気になる点が。 フィクションにに突っ込みを入れるのは野暮というのは重々承知ですが、実際の第1話にせよ、リメイク動画にせよ、メーターがアスペンケードのものではなく、ゴールドウイング、ないしはゴールドウイングインターステートに近いアナログ式の2眼メーターとなっているのです。 また、ゴールドウイング(GL1100)系モデルは水平対向4気筒というバイクでは珍しいタイプのエンジンを搭載しているのですが、作中でのエンジン音は日本車定番の並列4気筒っぽいブォーンという音になっていたり。この音に関しては、映像ができあがった後に富野監督が「バイクの音が違う!」とスタッフを怒ったという逸話があるようです。 とはいえ、どちらも物語の雰囲気を壊すものでもないので特に問題はないんですけど。 最後に、乗り物ごと異世界に飛ばされてくるというのは今の目でも斬新な展開ですが、このバイク、落っこちて壊れしまい退場かと思いきや……。ショウが馬車の代わりに乗ったり、敵の本拠地に潜入するのに使ったりと、ストーリーが進んでも何度か登場する場面があります。。ただ、当初は『HONDA』と書かれていたロゴが、途中から『HENDA』になっているので、何らかの事情があったのかもしれません笑。 まとめ●上野茂岐 写真●八重洲出版/バンダイナムコフィルムワークス 2024年6月11日追記:本文中に「TV放送から30周年」と記載していましたが、正しくは40周年でした。訂正を行いました。