笑って健康、長寿の秘策 京都府亀岡市でお年寄りら定期大会
京都府亀岡市老人クラブ連合会の定期大会が、同市余部町のガレリアかめおかで開かれた。「笑いと健康」をテーマにした大道芸人の講演もあり、健康長寿を目指す活動の実践について各地域の単位クラブメンバーら約150人が学んだ。 林昭会長(80)はあいさつで「一番の課題は会員数の減少。(声かけ活動などの)会員増強運動に力を入れ、昨年は新たに40人以上に入ってもらえた」と取り組み強化の必要性を訴えた。功労者表彰や老人クラブオリジナル健康体操も行った。 健康生きがい学会に所属する大道芸人の田(た)久(きゅう)朋寛さん(45)=京都市左京区=は、球やラケットなどを使った曲芸に達者な話芸を挟んで笑いを誘った。 講演では、ギネス世界記録で史上最長寿の122歳まで生きた仏女性が、長生きの秘(ひ)訣(けつ)に「退屈しない」「常に笑っている」ことを挙げたと紹介。身体活動や交流が増え、みんなと食事をすれば栄養の偏りも減るとして、「どこかに定期的に出かけて活動する習慣」が大事だと強調した。