足達実佳巡査

大阪府警の女性巡査が柔道の国際大会で優勝し、府警本部で表彰式が行われました。 大阪府警所属の女性警察官が柔道の国際大会で優勝するのは25年ぶりだということです。

■国際大会「グランドスラム東京2024」の女子57キロ級で優勝

足達巡査（大阪府警提供）

金メダルを手に笑顔を見せるのは、大阪府警の柔道の特別訓練員で第一機動隊に属する足達実佳巡査（24）。 今月開催された柔道の国際大会「グランドスラム東京2024」の女子57キロ級で、フランスや韓国などの選手を破り、優勝しました。 大阪府警の女性警察官が柔道の国際大会で優勝するのは25年ぶりだということです。

■本部長からの表彰状に「緊張した面持ち」

表彰式の様子

12日午前、大阪府警本部で今回の優勝に対して表彰式が開かれ、足達巡査は緊張した面持ちで、岩下剛本部長から表彰状を受け取りました。 足達巡査は表彰後のインタビューに「『時代は私やで』というのを見せてやろうと思った」と試合を振り返りました。

■ロス五輪金メダルへ　「一度に3合のご飯」も

抱負は「ロサンゼルスオリンピックで金メダル」

普段は、1日5時間ほど稽古やトレーニングに臨み、時には一度に3合ものご飯を食べて体づくりに励んでいるという足達巡査。 今後の抱負を聞かれると、「ロサンゼルスオリンピックで金メダルを取ること」と意気込みを語りました。 また、「府民に、世界で活躍できる警察官がいるということを知ってもらいたい」と話しました。