「最高の一年に」 年男・吉井監督、日本一誓う 千葉ロッテ
巳年生まれで2025年に還暦を迎える千葉ロッテの吉井理人監督(59)が「年男にふさわしく最高の一年にしたい」と新年の抱負を語った。 今季が就任3年目。過去2年はクライマックスシリーズで敗退しており、“三度目の正直”を期す年。「常に新しいことにチャレンジし、粘り強く戦っていきたい。そして選手やいろいろな人との対話を大事にしながら、リーグ優勝、日本一という目標を達成したい」。2010年以来の日本一奪還を誓う。 さらに「ちなみに1989年の巳年は近鉄が優勝した」と、36年前に在籍していた球団がリーグ制覇したことを強調。年男となる巳年は縁起がいいようだ。 国内フリーエージェント(FA)権を行使してソフトバンクから移籍した石川柊に背番号21を譲り、今季から「81」に変更した白髪の指揮官は、4月20日が60歳の誕生日。「年齢的にも12球団最年長となったので、プロ野球界を引っ張り、存在感を見せられる一年にできたら」とも話し、気持ちを新たにした。