「どうせやるならしびれる場面で」 ソフトバンク村田賢一が、明大後輩の楽天ドラ1宗山塁との対戦心待ち
ソフトバンクの村田賢一投手(23)が、楽天にドラフト1位で指名された宗山塁内野手(21)との対戦を心待ちにした。 ■ドラ2ルーキーが300万円増【29日の契約更改一覧】 明大で1学年後輩の宗山とは、大学でともにプレー。寮でも同部屋になったことがあるという。宗山は同じリーグの楽天に指名され、村田は「どれほど成長しているか僕には計り知れないんですけど、どうせやるならしびれる場面でやりたい。点差が開いてとかじゃなくて、『この走者は返したくない』とかそういう場面でやりたいなと思ってます」と話した。 大学時代のシート打撃や大学日本代表の合宿でも対戦したといい、成績は「半々といったところ」。村田は今オフ、課題の球速アップのためフォーム改造や体作りに励んでいる。「体はもちろん変える必要性はありますし、投げ方も変えるとなると生活がガラッと変わってくるんじゃないかなっていうのは思い描いている。トレーニングもそうですし、それ以上に休息の時間は体を大きくする上では重要だと思う。そこをどのように過ごすかっていうのはちゃんと考えなければならない」。宗山以上に成長した姿で、先輩としての意地を見せる。 村田は29日、福岡市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1000万円でサインした(金額は推定)。また、大のプロレス好きで知られる村田は、来年からの登場曲をジャンボ鶴田の登場曲「J」に変更する。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社