セブン-イレブン、福袋の中身は「レジ袋」? ニッチすぎる“そっくりグッズ”で訴求
セブン&アイグループは、同社のECサイト「セブンネットショッピング」で福袋の予約受付を開始した。セブン-イレブンの看板やレジ袋を模したグッズに加え、3108円引き相当の電子クーポンも付属。3630円で販売する。 【画像】「セブンの福袋」(3630円)、中に入っている全商品 福袋のオリジナルグッズとして、セブンイレブンのレジ袋風のデザインを施した「トートバッグ」や、サインポール看板をモチーフにした「シリコンポーチ」を用意。トートバッグは厚手の素材で、買い物だけでなくアウトドアでも使えるようにし、シリコンポーチは「お部屋で飾っても可愛いデザインに仕上げた」と説明している。
あのチケットケース? ニッチすぎるグッズを商品化
加えて、セブン‐イレブンのロゴを使用した「キルトブランケット」、チケットケースをモチーフにした小物入れとして使える「チケットケース風ファイル」の4点を用意した。 オリジナルグッズに合わせて、おにぎりやスイーツなどに使える合計3108円引き相当の電子クーポンも付属する。電子クーポンは専用のLINEアカウントで配布する。
「レジ袋風エコバッグ」は12万個売れた
これまでも、セブンの“そっくりグッズ”は人気を博してきた。今回の福袋には入っていないが、同じくセブンネットショッピングで取り扱っている「レジ袋風エコバッグ」は、担当者によると累計で12万個以上売れているという。 このバッグはもともと一般向けに販売しておらず、セブン&アイグループ各社や提携企業店舗の買い物でマイルがたまる「セブンマイルプログラム」の特典として提供したものだった。2021年1月27日に交換を開始したところ、1分で6000個が在庫切れとなるなど大きな反響があったため、一般販売でも取り扱うことに。その後現在までロングセラーとなっている。 利用者からは「どのファッションにもあう」「ファッション要素がある」といった声も寄せられているという。慣れ親しんだセブン-イレブンの備品を模したデザインは、多くの消費者の心をくすぐるようだ。
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