2車種のBEVと2車種のPHEVのコンセプトカーを公開

北京モーターショーに出展された「エラ コンセプト」。

2024年4月25日、日産自動車（以下、日産）は北京モーターショー2024において4車種の新エネルギー車（NEV）のコンセプトカーを公開し、これまで公表していたよりも1車種多い5車種のNEVを2026年度までに中国市場に投入すると発表した。 【写真はこちら】最新のデザインとテクノロジーで、ライフスタイルをグレードアップ（全18枚） 今回公開したコンセプトカーは、2車種の電気自動車（EV）と2車種のプラグインハイブリッド（PHEV）だ。将来的に、中国のユーザーが求めるモビリティに対するニーズに応えることを目指している。それぞれを紹介していこう。 ■エポック コンセプト 都市や郊外の走行を楽しみ、最新のデザインとテクノロジーで、ライフスタイルを向上させたい活動的な人に向けたEVセダン。このクルマはAIで拡張されたIoTを備え、バーチャルパーソナルアシスタントとの感情豊かなコミュニケーションを通じて、より快適な生活を実現する。 ■エピック コンセプト 週末に冒険を楽しむ都市部のカップルに最適なEV SUV。市街地でも高速道路でも自動運転が可能だ。さまざまな機器やキャンプ場、パーティーでの電力供給が可能で、搭載された数々のテクノロジーがリラックスした雰囲気を創り出す。 ■エラ コンセプト クルマを第二の家と考える若いビジネスパーソンのためのクルマ。プラグインハイブリッドを採用したSUVで、連動するエンターテインメントシステムとゼログラビティシートを備えている。進化したe-4ORCEとアクティブ エアサスペンションにより、快適で安心なドライブを楽しむことができる。 ■エヴォ コンセプト 先進の運転支援技術と安全性能を備えたプラグインハイブリッドのセダン。週末の旅行に最適で、家族全員の特別な思い出を演出する。また、AIによって機能を拡張したバーチャルパーソナルアシスタントが、ドライブを通じて実現したいことをサポートする。 この4台以外では、2023年のジャパンモビリティショーに出展したEVコンセプトカーの「ハイパーフォース」と「ハイパーバンク」を中国で初公開した。さらにABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦している、日産 フォーミュラEのGen3マシンも展示。日産の高度なEV技術を示しながら、EVならではのワクワク感をより多くのファンやユーザーに届けている。