【からつボート(モーニング)一般】若手の〝一番星〟 石本裕武が明るい未来を切り拓く
<12日・からつボート・2日目> 初日の1走が3着だった住之江のフレッシュルーキー石本裕武は、2日目の2走は5、2着。後半の好走で得点率を持ち直し、順位は21位の予選突破圏内で予選最終日を迎える。 彗星(すいせい)のごとく現れたスターの原石。デビュー3期目にしてA級昇格、今年1月には地元で初V。3、4月の立て続けのFで長い休み期間はあったものの、新人離れした走りでファンを魅了している。 それでも「最近は思ったような走りができていないです。調整にしてもレースにしても、思い通りにいかないですね」と近況の成績には満足していない。ただ、「レースの走り方や調整面は経験値として積み重なっているので、焦る必要はないです」。決して気負いはなく、高みを目指しての足取りに乱れはない。 初参戦の当地でも、あいさつ代わりの好旋回を初日から披露。「乗りやすいですね」と水面は早くも気に入った様子。「初優勝の後は優出すらないので、そこを目指したいですね」。そのためにも、まずは第一関門を突破してみせる。