あまりに期待ハズレ…。Jリーグ、2024年のガッカリ新戦力(3)放出確実? J2で無双→J1ではさっぱり
明治安田J1リーグは12月8日にリーグ戦最終節を迎える。今シーズンも新天地で華々しい活躍を見せた選手がいる一方で、思ったような成績を残せずサポーターの期待に応えられなかった選手もいる。今回は移籍初年度の今季、精彩を欠いた選手を10人ピックアップして紹介する。(成績は「transfermarkt」参照)
MF:チアゴ・アウベス(ポルトガル出身) 生年月日:1996年6月19日 所属クラブ:東京ヴェルディ 2024年リーグ戦成績:10試合1ゴール0アシスト 昨季J2で無双したチアゴ・アウベスも、今季全く活躍できなかった選手のひとりだ。 2022年にポーランドのピアスト・グリヴィツェからモンテディオ山形に加入したアウベスは、2シーズン連続でリーグ戦2桁ゴールを達成。とくに昨季は6試合連続ゴールを含むリーグ戦30試合14ゴールをマークし、J2では敵なしといった状況だった。 シーズンオフには山形を退団し、母国のボタフォゴに復帰。しかし、わずか2ヶ月後には再来日を果たし、東京ヴェルディに加入した。同クラブにとってはJ1昇格初年度を迎えるタイミングということもあり、チアゴ・アウベスには昇格チームの攻撃を活性化させる役割が期待されていたはずだ。 ただ、今季の成績は期待外れと言わざるを得ない。若手の台頭もあり、スタメン出場はわずか2試合に留まり、即戦力として期待された外国人にとっては物足りない成績が並んでいる。 低調なシーズンの中、リーグ戦初ゴールは第30節の北海道コンサドーレ札幌戦まで持ち越すことに。しかし、それ以降出場機会を得ることが出来ず、10月からはベンチにすら入っていないことを考えると、シーズンオフの放出もやむなしといった状況となっている。
フットボールチャンネル