約8カ月ぶりに国内参戦の渋野日向子「パー5でバーディ、フェアウェイキープ。あとは気持ち」。北海道meijiカップの初日をプロがレポート
もう一つパッティングスタイルにも変化が見られています。腰を折ってかがむように構えるアドレスについて聞いてみると、「試行錯誤しているわけではないのですが、今の姿勢はあれですね」とのこと。 両腕で胴体を挟むようにわきを締め、手元を近くし上体動きとパターの一体感を持たせるようにストロークしていました。バーディチャンスもパーパットもわずかに入らないシーンが今日は見られましたが、11フィートのスピードに手前から奥に上り傾斜のある小さいグリーンは、横や上につけると難しいパッティングが残るため多くの選手が苦しめられていました。 現在のカットラインはイーブンパー43位タイとなっています。明日の天候次第ですが恐らくイーブンパーか1オーバーくらいのカットラインだと予想すると、2アンダー以上のスコアが求められる2日目になりそうです。
同組で地元出身の小祝さくら、吉本ひかるとの組み合わせもあり、大勢のギャラリーが囲み拍手や歓声に「あの景色はすごいなと毎回思わされます」と気を引き締められ緊張感もあると話します。 「ちょっと頑張らないとなので、パー5 でしっかりバーディーを獲ることと、もうちょっとフェアウェイキープをできると、もう少しグリーンを狙うショットが難しく打たないで済むとは思うので、そこかなと思います。後は気持ちです」(渋野日向子) 明日の巻き返しに期待しましょう。 写真/中村修
プロゴルファー・中村修