わからなけりゃ上司を頼れ! キャンプデビューは「ファミキャン」「グルキャン」より「同僚キャンプ」が気楽でオススメだった
誰かに干渉されず自分のペースで楽しむソロキャンもいいが、気の合う仲間と一緒に和気あいあいとキャンプってのもまたおつなもの。こちらのお2人は職場の同僚でキャンプ歴5年の「先輩」、そして昨年夏に入社したばかりの「後輩」という間柄。人気漫画&アニメ「ゆるキャン△」の影響で後輩がキャンプに興味を持ち始め、経験豊富な先輩が声をかけてキャンプデビューのきっかけを作ったそうだ。 【画像】ランタンやヘレナイフなどのキャンプギアと、カスタムしたジムニーシエラをチェックする(21枚) キャンプを始めるにあたり1ヶ月前からギアを買い集めたが、テントひとつとっても種類が多すぎてどれが良いか分からないため、先輩がオススメの逸品をアドバイス。テントの設営・撤収を前もって練習するなど、万全な予行演習も今回役に立った様子。 「初心者にしては作業もスムーズで、合格だと思います」と先輩。薪割りや屋外での料理作りなど、普段では味わえない生活はきっと新鮮に感じたはず。これからも仕事抜きで楽しいキャンプライフを送っていただきたい。
ギアはもちろん、クルマ選びも大自然に映えるものをチョイス
キャンプの経験が豊富な先輩の愛車は、徳島県にあるジムニーをはじめとしたスズキカスタム専門ショップ「アウトクラスカーズ」のアイテムでコーディネートしたジムニーシエラ。エッジが効いたフロントバンパーとヴィンテージGグリルでフロントマスクに押し出し感を与え、オーバーフェンダーを交換してサイドビューも力強い雰囲気。キャンプ道具をたっぷり積めるルーフラックも取り付けたが「ソロキャンならラゲッジスペースだけでも十分まかなえる」とのこと。 キャンプを始めたきっかけは、久し振りに再会した中学の同級生がキャンプにハマッていると聞き、一緒に連れて行ってもらったことで虜になった。キャンプのギア選びは始めた頃と比べると好みも変わり、今は出来るだけ無骨なモノを選ぶようにしていること。たしかにちょっとワイルドな方が自然にマッチするだろう。 テントはキャンプを始めた当初はスタンダードなドーム型だったが、現在愛用しているのはポーランド軍が実際に使用しているテント。張り具合を調整するためのポールは既製品を使わず、木の枝を流用している。テントの色合いや質感にも違和感なくハマッている。 キャンプといえば、雰囲気作りに最適なたき火も重要なコンテンツ。今回たき火台は簡単に組み立てできる、コンパクトなものを持ってきた。「夏場のたき火ってちょっと暑いじゃないですか。でもたき火をしないのも寂しいんですよね。だから今回は小さいモノを用意しました」。大量に持ってきた薪も画になっている。 数あるギアの中でも特に気に入っているのは、雪丘工房のオイルランタンとノルウェー製のヘレナイフ。ランタンはあまりにも人気ゆえに納期がかかり、約1年半も待ってやっと購入できた。同じく納期の長さで知られるジムニーシエラの方が早く手元に届いたそう。ヘレナイフは、ビジュアルにひと目惚れして購入。グリップのデザインがカッコいい。