写真：AV Watch

オーディオテクニカは、ノイズキャンセリング機能を搭載し、装着時のシルエットにも配慮したというワイヤレスヘッドフォン「ATH-S300BT」を、6月21日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は16,500円。カラーはブラック(BK)とベージュ(BG)。 【画像】「ATH-S300BT」(ブラック) 2008年に誕生した「S(Street)シリーズ」の新モデル。「時代を経て、ヘッドフォンは音を聴くための道具だけではなく、ファッション要素も帯びた存在へと変わった。完全ワイヤレスイヤフォン全盛のこの時代に、あえてヘッドフォンを選ぶことは、自分のスタイルやスタンスの表れでもある」としており、こうした背景を踏まえて開発された。 筐体にはランダムな表情が生まれるテラゾー柄が散りばめられており、粒の大きさや模様が異なる「世界に⼀つしかないヘッドフォン」として使用できる。テラゾーはイタリア語で“terrazzo”と呼ばれる人造大理石の建材。 装着時のシルエットにもこだわり、ヘッドバンドやアーム部分が広がらないように設計。ヘッドフォンが頭に沿うようにフィットすることで、身体と⼀体感のあるスタイルにまとまるとのこと。 40mm径のドライバーを搭載し、同社が「60年以上もこだわり続けた」音質を楽しめるほか、フィードフォワード式とフィードバック式を組み合わせたノイズキャンセリング、周囲の音を取り込みながら音楽を楽しめるヒアスルー機能を利用できる。内蔵の高品質マイクを使った通話も可能。 Bluetooth 5.1準拠で、コーデックはSBCとAAC、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPをサポート。音の遅延を抑える低遅延モード(Low Latency Mode)や、2台の機器に同時接続できるマルチポイントにも対応する。 ノイズキャンセルOFF時で最大約90時間、ON時で同約60時間と、業界最高クラスのロングバッテリーを実現。3分の充電で約2.5時間(ノイズキャンセルOFF時)使える急速充電も利用できる。フル充電時間は約2.5時間。マイク内蔵リモコン付き有線ケーブルも付属し、有線ヘッドフォンとしても使える。ケーブル長は約1.2m。 なお有線接続時はノイズキャンセリングやヒアスルーといったアンビエンスコントロール機能がOFFになる。 イヤーパッドは耳を包み込むようにフィットする、厚めで耳触りの良いものを採用。長時間でも使える優しい装着感を実現したとのこと。ヘッドフォンには指がかかりやすく押しやすい物理ボタンを搭載し、ヘッドフォンを着けたままで操作ができる。 重さは約258g。上述の有線ケーブルのほか、30cmの充電用USBケーブル(Type-A to Type-C)が付属する。