鬼まんじゅうは残された数少ないガラパゴス的隠れ名古屋めし(!?)~大竹敏之のシン・名古屋めし
名古屋に来た人にだけ食べさせたい秘密の名古屋めし
名古屋の人にとってはおなじみの鬼まんじゅうですが、他地域の人にはいまだあまり知られていません。理由の第一は日持ちがしないこと。サツマイモはそのままなら長期貯蔵できますが、蒸すと途端に足が早く(傷みやすく)なってしまい、鬼まんじゅうのほとんどが賞味期限は当日限りです。また田舎っぽくてあか抜けていないため、手土産には今ひとつ向いていないのも広まらない要因。自宅で食べる、おじいちゃんおばあちゃんの家に持っていく、というごく内輪での需要が多いのです。 名古屋めしは本来、名古屋でしか食べられないガラパゴス的希少性に価値があるもの。そういう意味では鬼まんじゅうは、残された数少ない真の名古屋めしといえるかもしれません。もっと多くの人に知ってもらいたいと思う反面、名古屋人が名古屋に来た人にだけ「これ知っとる?」と教えてあげる隠れ名古屋めしのままであってほしい…なんて気もします。 ※記事内容は配信時点の情報です #名古屋めしデララバ
CBCテレビ