「名手と呼ばれるように」2年連続GG賞の岡林勇希 大事にするのはフル出場「守れないとずっと出続けられない」
◇侍ジャパン宮崎秋季キャンプ2023 練習試合 巨人1-0侍ジャパン(10日、SOKKENスタジアム) 【画像】強肩を披露した中日・岡林勇希選手 守備の名手に贈られるゴールデングラブ賞を2年連続で獲得した中日の岡林勇希選手。「これから名手と呼ばれるよう、長い期間とれるように頑張りたい」と思いを明かした。 今月16日に開幕するアジアプロ野球チャンピオンシップ。侍ジャパンは10日、巨人との練習試合に挑み、初代表の岡林選手は2番センターで出場。4打席で快音は響きませんでしたが、フル出場でセンターを守りました。 試合後にゴールデングラブ賞への思いを聞かれ、「一番のうれしい賞」と答えます。「守備は僕の中で大事にしているところなので、それを評価していただいたのは素直にうれしい」と率直な思いを口にしました。 20歳で迎えた昨季は、ライトのポジションを95試合守り初めてゴールデングラブ賞を獲得。今季はセンターを125試合守り2年連続で栄誉をつかみました。 今年の変化については「センターだと外野の中心ですし、優先順位は高い。視野を広げたり周りに声をかけたり、自分中心になると思うので、両翼が先輩(主に大島洋平選手、細川成也選手)ではあったんですけれど、そういったところも声をかけあってできてよかった」と振り返りました。 また、岡林選手がこだわるのはフルイニング出場。今季は初めてシーズン全試合グラウンドに立ち続け、バットでも最多安打のタイトルに1本差と攻守で存在感は際立ちました。 「ゴールデングラブ賞はレギュラーで出るためにも必須。守れないとずっと出続けられないので、僕の目標であるフルイニング出場でも守備は本当に大事」と守備の思いを熱弁。さらに、「これから名手と呼ばれるように、長い期間とれるように頑張りたい」と頼もしく語りました。 シーズン143試合を戦った岡林選手。21歳4年目のシーズン最後は、日の丸を背負いアジアの頂点を目指します。