〔東京株式〕日経平均、小反発=狭いレンジで推移(16日前場)☆差替
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比63円11銭高の3万9533円55銭と小反発。東証株価指数(TOPIX)は1.10ポイント安の2745.46。米国市場の物色を映して半導体株の一角に買いが入り、日経平均を支えた。ただ、利益確定売りも出て上値を抑えた。相場全体を動かす手掛かりは乏しく日経平均は狭いレンジの中で上下した。 50%の銘柄が値上がりし、45%が値下がりした。出来高は8億1246万株、売買代金は1兆7144億円。 業種別株価指数(33業種)は繊維製品、ゴム製品、金属製品などが上昇。下落は石油・石炭製品、陸運業、空運業など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億3868万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreは反落。 (10時05分)日経平均株価は小幅高でもみ合っている。前週末の米国市場の展開を映して値がさ半導体株が上昇し、日経平均を下支えしている。ただ、「日米の金融政策イベントを前に持ち高調整の売りも出て、上値を抑えている」(大手証券)とされ、上げ幅が広がらない。プライム市場全体では値下がりの数が値上がりの数をわずかに上回り、東証株価指数(TOPIX)は時折マイナスになっている。「買われているのは主に指数寄与度の高い銘柄だ」(同)という。 (前引け)前場の日経平均株価は前営業日比80円78銭高の3万9551円22銭と上昇して始まった。為替が円安に振れる中、押し目買いが先行している。