会見する中内田充正調教師＝栗東トレセン（撮影・安部光翁）

天皇賞・秋（東京、GＩ、芝2000メートル）を27日に控え、リバティアイランドを管理するする中内田充正調教師が23日、共同会見に臨んだ。 ──前走のドバイシーマクラシックは3着 「新しい環境で最初は戸惑いはありましたが、うまく順応してくれました。いい状態で持っていけて自分の競馬はできたかな、と思っています」 ──初の海外遠征を経験して成長、糧になった部分 「これからの競馬につながってくれれば、というところですよね」 ──帰国後の様子 「少しアクシデントがあり、休養を挟んでリハビリをへて、ここまで順調にはきています」 ──1週前追い切りの印象 「動きは休み明けでしたが、休み明けなりにしっかり動いてくれたと思っています」 ──最終追い切りの意図 「先週、ジョッキーにまたがってもらって感触をつかんでもらっていたので、今回は調整程度というところで留めております」 ──春との比較 「体がやっぱりしっかりしてきましたし、走り自体にも重厚感が出て、ひとつ、ふたつ成長してくれているのを感じますね。（しっかりは馬体も大きくなった？）はい」 ──放牧先では馬体重が大幅に増えていた 「増え方は正直、3歳の夏、オークスが終わってから秋華賞に向けてはそんなには変わらなかったんです。今回、その体重を維持してくれていましたし、むしろ数字的には増えたままでも、体自体はしっかり仕上がっている感じですのでそのあたりは成長といっていいのかな、と思っています」 ──精神面は 「ずいぶん、落ち着きが出てきてくれていますが、まだやんちゃなところは残していますね」 ──東京芝2000メートルの印象 「走ったことのないところですけども、枠順にも左右されますし、簡単なコースではないと思っています」 ──ファンに向けて意気込みを 「久しぶりにリバティアイランドがみなさんの前で走ることができますので、ぜひリバティを応援していただければと思っています」