戸田和幸監督解任の相模原、新指揮官にシュタルフ悠紀氏を招聘「アクセル全開で最大限の熱量を」 | Jリーグ
SC相模原は26日、シュタルフ悠紀氏が新指揮官として就任することを発表した。 今季の明治安田J3リーグで18試合を終えて5位につける相模原だが、公式戦3連敗後の今月18日に戸田和幸監督と袂を分かつことを決定した。 後任には日本とドイツにルーツを持つ39歳のシュタルフ悠紀氏が就任。シュタルフ悠紀氏はこれまで、2019年からY.S.C.C.横浜やAC長野パルセイロなどを指揮。直近ではタイU-20代表監督兼ブリーラム・ユナイテッドU-20監督を務めていた。 シュタルフ悠紀氏は公式サイトを通じて、「タイから突然帰国することになったばかりの私に、このタイミングで新しい《ご縁》を与えてくださったクラブ関係者の皆様に、心より感謝申し上げます」とオファーに感謝し、以下のように抱負を語った。 「今年は、これまで5年間お世話になったJ3をはじめ、刷新されたルヴァンカップなど、日本のフットボールをタイから久しぶりに一ファンとして楽しませていただいておりました。次節で早くも折り返し地点を迎える今季のJ3には、大宮や金沢といった強豪クラブも加わり、これまで以上にタフで拮抗した戦いが繰り広げられていると感じています」 「中には、このタイミングでの監督交代や人選に不安を抱いている方がいらっしゃるかもしれません。これについては、尊敬するユルゲン・クロップ監督の言葉を借りたいと思います」 『入ってきた時に人々がなんと思うかは重要ではない。去る時になんと思われるかの方がよほど重要だ』 「ご縁をいただいた以上、心機一転し、前任者たちがこれまで積み上げてきたものを活かしてクラブが掲げるエナジーフットボールにさらに磨きをかける。ライバルたちと火花を散らし、ホームタウンをより一層盛り上げていく着火剤となる」 「その覚悟の上に、アクセル全開で最大限の熱量を注ぎ込みながらのぞむ所存です。選手、スタッフ、サガミスタの皆様、パートナー企業の皆様、宿願を達成するためには皆様の力が何としても必要です。一丸となって共に闘いましょう!」