「弾劾反対」掲げる大柄男性、ソウル地鉄で暴力か…意図的にトラブル?
【12月17日 KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領に対する2回目の弾劾案採決のあった14日、ソウル市内の地下鉄で「弾劾反対」を叫びながら乗客に接触や暴力行為を働いたとされる男性の目撃情報が寄せられ、議論を呼んでいる。 YouTubeチャンネルのコミュニティに14日、「地下鉄で『弾劾反対』を掲げながら、乗客を押しのけて歩き回る不審者がいる」との投稿が寄せられた。投稿者は「意図的にトラブルを起こそうとしているようだ。過剰な行動を見かけた場合は、速やかに警察へ通報してほしい」と注意を呼びかけた。 公開された写真には、体格の良い男性が「弾劾反対」のプラカードを背負い、混雑する地下鉄に乗ろうとしている様子が写っている。 また、別のネットユーザーはこの男性とみられる人物に肩や顔を殴られたと主張し、「地下鉄内で攻撃を受けた」と被害を訴えた。 ネット上では「争いを起こしてはいけない」「危険な行為を起こすのではないかと心配」「煽動する者は内乱罪に該当する」「無視するのが最善」といった意見が寄せられている。 弾劾案の採決に伴い、首都ソウルでは賛成・反対両派によるデモが同時に開催されており、公共交通機関でも混乱が発生している。市民の安全確保と社会秩序の維持が求められる中、こうした行動はさらなる不安を煽る要因となっている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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