「藤井聡太王位も意表を突かれたのでは」唐津対局は矢倉の戦型に 作戦巧者・渡辺明九段の構想に解説者注目/将棋・王位戦七番勝負第4局
将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖、22)に渡辺明九段(40)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦七番勝負第4局は8月19日、佐賀県唐津市の「洋々閣」で対局を行っている。注目の一戦は、渡辺九段の先手で「矢倉」の出だしに。今後の展開に、大きな注目が集まっている。 【映像】美味しそう!藤井王位が選んだ唐津銘菓「けえらん」 防衛を目指す藤井王位の2勝、挑戦者・渡辺九段の1勝で迎えた勝負所の第4局。佐賀県唐津市を舞台に争われている注目の一戦は、渡辺九段の先手で「矢倉」が志向された。対する藤井王位は、急戦含みの進行から飛車を5筋に移動させ矢倉中飛車に。前例がある将棋だが、両者はこの大舞台でどのような構想を描いているか期待が高まっている。 ABEMAで解説を務める飯島栄治八段(44)は「シリーズの流れから相掛かりを予想しており、ここで矢倉を出してくるかとビックリした。藤井王位も意表を突かれたのでは」とコメント。同じく中継に出演した上村亘五段(37)は「渡辺九段は目立った長考もないので、事前の想定の範囲内なのかもしれない」と印象を語っていた。 持ち時間は各8時間の2日制。 【昼食の注文】 藤井聡太王位 太閤穴子丼、地魚茶碗蒸し 渡辺明九段 海鮮丼(ご飯少なめ、さび抜き) 【昼食休憩時の残り持ち時間】 ▲渡辺明九段 6時間41分(消費1時間19分) △藤井聡太王位 6時間12分(消費1時間49分) (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部