川のコイがかみちぎられた!宮崎市で釣り上げられたのは沖縄以北にはいないはずの凶暴なサメ"オオメジロザメ"なぜ?【MRTニュース2024を振り返る】
2024年 MRTニュースが発信したニュースでMRT報道部がお勧めする話題を振り返ります。5月18日に掲載した 川のコイがかみちぎられた!宮崎市で釣り上げられたのは沖縄以北にはいないはずの凶暴なサメ"オオメジロザメ"なぜ?は熱帯域に生息しているサメが大淀川にあらわれた理由を探った話題でした。以下 再掲載します。 【写真を見る】川のコイがかみちぎられた!宮崎市で釣り上げられたのは沖縄以北にはいないはずの凶暴なサメ"オオメジロザメ"なぜ?【MRTニュース2024を振り返る】 主に熱帯域に生息し、凶暴なサメとして知られるオオメジロザメですが、先月、宮崎市の大淀川で釣り上げられました。 なぜ、宮崎に現れたのか?その理由を調べました。 ■回転しながらジャンプする 主に熱帯域に生息し、「世界三大危険ザメ」の一種として知られるオオメジロザメ。 その凶暴なサメが宮崎市の大淀川にいると聞いて現地に向かった。 釣り人に聞いて見ると… (釣り人) 「普通に釣りをしていたが、回転しながらジャンプする、サメ自体が。30回くらいは見ている」 「もう少し暖かくなれば、結構いっぱいいる。8月くらいまで出ます。ジャンプする。多分、この間釣り上げたやつと一緒だと思う」 釣り人の間ではサメがいるのは有名な話のようだ。 ■噛みちぎられたコイ さらに取材を進めると、こんな写真を入手した。 噛みちぎられたコイ。 専門家によると歯形などからサメによるものだと見られている。 (写真を撮影した・川越俊満さん) 「コイにしては体が半分ないよなと思って、噛みちぎられているというか2か所くらい、びっくりだった」 こうした目撃情報や写真が撮影された場所は、いずれも大淀川の河口付近。 ■釣り上げたのはなんと「オオメジロザメ」 さらに調査班が取材を進めると、一人の男性に出会った。 釣り歴30年以上の河野喜一郎さん。先月、大淀川の河口付近で釣りをしていると… 河野さんが釣り上げたのはなんと「オオメジロザメ」。 河野さんは40分間にわたりサメとの攻防を続け、およそ200メートル下流で釣り上げた。 (河野喜一郎さん) 「このまま『ガンッ』と持っていかれて、1回水辺に落ちそうになって。原付にひったくられたような『ドンッ』という感じでそのまま止まらずに、そしたら背びれが見え始めて、近くにきたら青白いのが旋回しはじめて『これメジロ(ザメ)じゃないか』と言ってからが、ずっと震えが止まらない状態でやりとりしていた」