長すぎ!「共通テストの英文」が“速く解ける”コツ。本文読んでから選択肢を見るのでは遅い!
選択肢から「だいたい英語長文ではこんなことが書かれているはずだ」という当たりを付けるイメージです。まずは漫画『ドラゴン桜2』のワンシーンをご覧ください。 ※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください 漫画はリスニングの事例ですが、このように、選択肢から長文の内容を類推することで、文章を読むスピードも格段に上がります。 そしてその際に注意してほしいのは、選択肢の中でも、「動詞」に注目することです。「He stayed in a cheap hotel in London.」という選択肢があったとしましょう。
「in a cheap hotel in London.」の部分は長文の本筋とあまり関係ないことが多く、問題のキーポイントになることも少ないです。重要なのは、彼が「何を」していたのか、という動詞の部分です。 「stayed=泊まった」という動詞さえ読んでおけば、「どこかに彼は泊まったんだな」ということがわかりますよね。どこに泊まったかはわからなくても、これだけ押さえれば、本文のストーリーを追うことができます。このように、動詞を追うだけで時間の短縮を行うことができるのです。
■実際の選択肢問題を見てみよう 例えば、この選択肢問題を見てください。これは共通テスト2023年英語リーディングの問題です。 問1What are you told to do after reading the handout? 1. Complete and hand in the bottom part. 2. Find out more about the performances. 3. Talk to your teacher about your decision.
4. Write your name and explain your choice. [2023年共通テスト英語R 第一問より抜粋] いろんなことが書かれていますが、このすべてを読む必要はありません。問題文は「このハンドアウトを読んだ後で、あなたは何をするべきだと言われていますか?」となっています。そして先ほどお話ししたとおり、選択肢の動詞部分にだけ注目して見てみましょう。 1 “Complete” and “hand in” the bottom part. 「(下の部分を)完成させて、提出する」