21世紀枠は八戸西、三島南、東播磨、具志川商 初出場の4校に 第93回選抜高校野球
球春の到来を告げる第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場校を決める選考委員会が29日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。「21世紀枠」の特別選考委員会は、八戸西(青森)、三島南(静岡)、東播磨(兵庫)、具志川商(沖縄)の4校を同枠に選んだ。いずれも初出場。 【センバツ出場校決定】運命決めた選考の様子 21世紀枠は、困難な環境の克服や地域貢献など、野球の実力以外の要素を選考条件に加えている。単独地区の北海道を除く46都府県高野連が各1校を推薦。2次選考では北海道を加えた計9地区から、北海道=知内▽東北=八戸西(青森)▽関東・東京=石橋(栃木)▽東海=三島南(静岡)▽北信越=富山北部・水橋▽近畿=東播磨(兵庫)▽中国=矢上(島根)▽四国=川之石(愛媛)▽九州=具志川商(沖縄)の各校が候補に選ばれていた。今大会の21世紀枠は、昨秋の明治神宮大会中止に伴い神宮大会枠の1校が移され、4枠となった。残る5校は一般選考に回った。同日夕までに出場全32校が出そろう。 組み合わせ抽選会は2月23日。大会は3月19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。出場決定号外はデジタル紙面でご覧いただけます。