大人のお洒落なサーフコーデ術! NYサーファーならではの、 大人向きコーデを紹介!
サーフカジュアルのお手本というと、LAの肩の力が抜けたラフなファッションを思い浮かべる? 確かに、LAは1年中心地いい気候でビーチに行けちゃうから、洒落たサーフのイメージは強いかもね。ただ、見逃してほしくないのが、ぐっと都会的に仕上がっているスタイリッシュなNYサーフファッション! というわけで、そのかっこよさのテクをひとつひとつ紹介していこう。
慣れ親しんだサーフスタイルも“ちょい変え”でシティになる!
スウェットにデニムを合わせた、サーフカジュアルの定番スタイルがベース。主役はジップジャケットの名門〈バラクータ〉。全体的にトレンドに左右されないレギュラーフィットを選んで、品のある装いにまとめた。そのほか、いつものコーデをNY風に見せるテクニックをちりばめたので、早速チェックしていこう! ちょっとした意識で、簡単に雰囲気が変わる! スウィングトップ5万9400円(バラクータ/バラクータ カスタマーサービス)、パーカ1万7600円、バケットハット6380円(以上サタデーズ ニューヨークシティ)、デニムパンツ3万3000円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)、サングラス4万6200円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、シューズ2万6400円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
押さえるコーデのポイント6つ!
[ポイント1] 黒のスウィングトップを着る アメトラに欠かせないスウィングトップは、クールな黒をチョイスすればモダンな印象に。〈バラクータ〉の1枚なら、ブランドの品格も申し分ないし、チラリと見える赤チェックの裏地は差し色としても有効だ。 [ポイント2] 全体をモノトーンでまとめる コーデをスタイリッシュにする一番簡単な方法がコレ。モノトーンで統一すれば、都会的な雰囲気に磨きがかかり、失敗もしないってわけ。表情の異なる生地のアイテムを組み合わせると、こなれ感がアップ! [ポイント3] スミ黒デニムを選ぶ パンツはいつもどおりデニムでOK。スタイリッシュなブラックデニムに気を取られがちだが、ここはスミ黒が正解。〈ヤヌーク〉の1本は絶妙な黒の具合に仕上がっているので、白・黒・グレー、どの色のトップとも好相性。 [ポイント4] プルオーバーパーカにする(ジップアップじゃない) 定番のスウェットフーディーは、ジップアップではなく、すっきりと着られるプルオーバータイプがベター。アクセントがほしいときは、NYサーファーの御用達〈サタデーズ ニューヨークシティ〉のスタイリッシュなロゴで味つけ。 [ポイント5] バゲットハットにする(キャップじゃない) シンプルになりがちなモノトーンコーデは、帽子を被って立体感を出すのがおすすめ。キャップの選択肢もあるが、今回はストリート感を演出できるバゲットハットが適任。頭に浅く被せるくらいがちょうどいい。 [ポイント6] モカシンシューズにする(スニーカーじゃない) コーディネートの決め手となる足元は、スニーカーではなく、クラシカルなモカシンシューズがおすすめ。狙い目は、カジュアルとクラシックのバランスが絶妙なクレープソールを採用した〈クラークス オリジナルズ〉がサーファーっぽい。
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=妹尾龍都