ふるさと納税返礼品に「メカ越前焼」追加 福井県越前町
福井県越前町は、ふるさと納税の返礼品に越前焼窯元「陶処瓊(とうどころけい)」の北原裕樹さんが手がける独創的なデザインの「メカ越前焼」を追加した。シリーズの焼き物を40点限定で提供する。 メカ越前焼は、北原さんが「古代と近未来の融合」をテーマに2019年ごろから制作。ロボットのような見た目が特長で、脚が付いていたり、シリアルナンバーが彫られていたりと細工が施されている。童心をくすぐるデザインと、越前の土を生かした独特な質感で人気を集めている。 返礼品にはマグカップやテープカッター、植木鉢などを用意した。 取り組みは、越前焼の存在をより多くの人に知ってもらおうと、町がふるさと納税業務代行・支援サービスのさちふる(本社福井市)などと連携し実現。町の担当者は「越前町を応援していただき、メカ越前焼を手に取って魅力を感じてほしい」と話している。 寄付は6万円~50万円で受け付け、ポータルサイト「ふるさとチョイス」を通して町に寄付すると、来年2月から順次発送される。