【バドミントン カナダオープン2024】渡邉航貴、中西&岩永が決勝に進出! 奥原、三橋&岡村らは敗戦
7月6日に開催されたBWFワールドツアー・カナダオープン(カルガリー/Super500)5日目は、各種目の準決勝が行なわれた。日本は4種目で勝ち上がり、決勝進出をかけて海外の強豪選手らと対戦。男子シングルス、女子ダブルスで決勝進出を果たした。 男子シングルスは、前週USオープン(S300)からの連続優勝をねらう田中湧士と、Super500初制覇に向けてなんとか勝利を手にしたい渡邉航貴の日本人対決。序盤から激しい点の奪い合いは、渡邉が22-20で先制。第2ゲームに入ると、渡邉がリードを広げながら試合を進め、サイトは21-13で勝利。渡邉が決勝進出の切符をつかみとった。 女子ダブルスも、USオープンに続く優勝をねらう中西貴映/岩永鈴が準決勝に登場。タイペアに対して、第1ゲームこそ18-21で奪われた中西/岩永だったが、第2ゲームを21-18で取り返すと、最終ゲームは21-8で圧倒し2-1で勝利。決勝進出を決めた。 男子ダブルスの三橋健也/岡村洋輝は、デンマークの世界2位、アストルップ/ラスムセンにファイナルゲームの接戦に持ち込んだが、最後は相手のペースを崩せずに11-21で敗戦。今大会はベスト4に留まった。 女子シングルスの奥原希望も、デンマーク選手から第1ゲーム21-15で奪ったが、その後は相手のリズムのまま試合が進み、9-21、8-21で敗戦。決勝進出はならなかった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO